そういう場所に。
こんにちはhiroです!
ことばにならない時に隣にいることが友情だ 。前回の読書会で紹介していただいた本の一文です。
どんな励ましも励ましにはならないことがある。そんなときはただ、寄り添うということもできる。そう教えてもらいました。
僕は同じようなことを思った本があります。
酒井若菜さんの心がおぼつかない夜にという本です。
励まして欲しいけど、励まされたくない。そんなワガママな僕には素敵な一冊でした。
暗い夜に明けない夜はない。と励まされても、今すぐ明けて欲しいときがある。
止まない雨はない。でも、すぐに止んで欲しいときだってある。
そんなとき、酒井さんは「素敵な傘と長靴を」と言ってくれます。
寄り添ってくれる人がいないときは寄り添ってくれる本を頼ることもできます。僕は去年、悩み多き1年を過ごしましたが、本当に本に救われました。
そして、またひとつ思ったこと。読書会もそういった場所でありたい。
何か辛いことがあって、どうしようもないとき。ふらっと読書会に遊びに来てくれて、本を通して会話することで、そっと寄り添っていけたら。ちょっとした一言で元気になって、また前を向いて明日を過ごせてもらえたらな。
読書会に一番救われているのは僕ですがそんなことを思っていました。
- 作者: 酒井若菜
- 出版社/メーカー: 青志社
- 発売日: 2012/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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@hiro42