KITAQ読書会 at KOKURA

本を通して人との出会いをたいせつに

第22回KITAQ読書会@朝会開催しました

こんにちはhiroです!

第22回はBettyさん、ショコラテさん、hiroの三人で読書会をしました。


Bettyさんが紹介してくれた本

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

 
「高度経済成長の時代は、周りの人と同じことを「頑張って」やっていれば経済的に報われてきたが、今の時代は頑張れば報われるとは言い難い。
それよりも自分にとって「好き」「楽しい」「ラク」を貫く方が何ごともうまくいくんじゃないか。」と述べています。

「日本が外国と違うところは、社会の階層が固定されておらず、分(身分)を知らないため、子供を私立の学校の学費を工面するために母親がパートで働く、などという奇妙な現象が起こる→つまりこの場合、家庭の経済状態を考えると公立という選択以外ないはず。資金を一点に集中させれば自分にも手に入るはず、という方法を取りがちだが、長期的にみるとどこかで無理が出て、生活を圧迫してしまう。自分の分を知り、その範囲で生きることは、に楽しく生きる途である」

「阿吽の呼吸で、こちらの言いたい事や相手の言いたい事が伝わる確立は、ものすごく低く奇跡的なもの。この確立をコミュニケーション成立比率といい、日常で話が通じないということ(成立比率20%以下)は、そもそも思考構造が全く違う。話が通じないからといって、怒る必要も、切り捨てる必要もない。誰とでも話せば分かりあえるという幻想を持つのではなく、世の中には普通に話していては分かり合えない人が一定数いる、と知っておくこと。家族や友人、仕事場でこの比率が低い場合は、何らかの努力がお互いに必要である」

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)


「生命保険のカラクリ」は、生命保険の加入を考える際にたくさんの人に読んでいただきたい、と思う良書だと思っています。
その理由としては、→hiro←くんがこの本を読んで一番やってはいけないと思うこと、と言っていた「すぐ何も考えずライフネット生命に加入すること」ということに集約されているのですが、あくまでも「生命保険を自分のライフプランにどのような位置付けとして捉え、選択する又はしないのかを考える際の参考として」という意味で、消費者にとことん分かりやすく書かれているからです。

もしも、私が知り合いに「一番よい保険って何?」と聞かれたら「日本の社会保障制度です」と答えると思います。

どんな公的保障があるのかをまずしっかり把握した上で、足りない分を必要があれば生命保険で備える。
医療保険は、まず高額医療制度を理解したうえで、必要があれば(例えば、身内がガン家系で心配であるなど)検討する余地はあるものの、大抵の入院は貯蓄で対応できる。現在は、ガンでも白血病を除くと1ケ月以内に退院することが多いため。

やはり自分で調べて、知る、ということが大事だなとこの本を読んで感じました。


ショコラテさんが紹介してくれた本

ほしをめざして

ほしをめざして

 
旅を人生になぞらえて主人公の男の子が旅をするお話しです。
私達の毎日は旅のようなもの。でもみちしるべがあちこち向いている時は
どのみちをいけばいいのでしょう。と人生の選択について投げかけています。

小さな子供から大人まで皆が夢を思い出せる優しい本だと思います。


聖書88の言葉

聖書88の言葉


経済もテクノロジーも働き方もものすごいスピードで変化している現代、変化しないもののひとつである「聖書」に著者が感銘を受け、語りかけられたメッセージを著者の言葉でまとめられた本です。

何度も読んでいますのでその時々で心を打つメッセージが変化しています。
今の私に響いたメッセージを二つご紹介します。

・ことばにならない時に隣にいることが友情だ

そっと寄り添う事の出来る人間になりたいものです。

・炎のように熱いのでなければ氷のように冷たいほうがいい

なまぬるい状態に満足するのではなく、本当に必要なものを求めないといけないと考えさせられました。


hiroが紹介した本

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)


民間の生命保険に入る前にやっておくべきこと。それは公的な保障について知るということ。

健康保険→傷病手当金、高額医療費制度など
年金→障害年金、遺族年金

それを考えた上で不足があれば民間の生保を考えるべき。基本は公的保障+貯蓄で対応する。

もしも、保険に入るなら保障と貯蓄は分けて考えること。

他にも書きたいことはたくさんありますが、長くなってしまうのでこれぐらいに。興味がある方は是非、読んでみてください。

本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論

本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論



「幸せになりたいのならちゃんと努力をしよう」

この本はその「ちゃんと」の部分に対す本田さんの考えを書いた本です。

自己満足の努力にならない、向き不向きを知っておくといったことが書かれていました。

頑張っているのに成果がでないのはただ頑張っているだけでは?そんなメッセージを受け取りました。



Bettyさんは保険関係のお仕事をされているので、生命保険のカラクリでは業界の内側そして、深い知識を教えていただきとてもためになりました。


みなさん、ありがとうございました!