KITAQ読書会 at KOKURA

本を通して人との出会いをたいせつに

第15回KITAQ読書会@朝会開催しました

読書会してきました!

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hiroが紹介した本

・土井英司の「超」ビジネス書講義

土井英司の「超」ビジネス書講義 (ディスカヴァー携書)

土井英司の「超」ビジネス書講義 (ディスカヴァー携書)


ビジネス書を使って「時代の潮目を読む」技術を紹介した本です。
本書ではいろいろなビジネス本が紹介されています。自分に合ったビジネス書を探すのによい本だと思います。

本を読むときは、自分自身に対する「問い」を持つことが重要だと感じました。そうすることで、より良い読書ができると思います。


・入社3年目までに知っておきたい プロフェッショナルの教科書

入社3年目までに知っておきたい プロフェッショナルの教科書

入社3年目までに知っておきたい プロフェッショナルの教科書


ポイントを1つだけ。
成長を目指せる人と目指させない人の差は「知っているか」「知らないか」である。

自分の状況を客観的に見るためにも、周りの人をよく観察してみる。そうすると、自分より頑張っている人や優れている人はたくさんいる。それを知らなければ、「自分はこの程度だ」とか「自分だけが大変だ」と考えてしまいがちで、成長することは難しい。

これらを一言で言うなら「メンタルブロック」だと思います。

これに対して、もう1つ知っておいて欲しいことは
「努力ではどうにもならないこともあるという事実。」
「努力は裏切らない」という考えは素晴らしいと思いますが、それはそうあって欲しいという願いでもあって、現実は上手くいかないことがたくさんある。それを受け止める(知っている)ことができるというのもとても重要だと思います。そうしないと、自分を責めすぎてしまうので。

今日は以上の2冊を紹介させていただきました。


ぶんぶんさん、さとみさんありがとうございました!

 

 

ぶんぶんさんが紹介した本

*「俺は聞いていない!」と怒りだす人たち

「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち (朝日新書)

「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち (朝日新書)


 近くにいるこのパターンの上司に対し、どこまで報告すればよいのかいつも悩みます。著者が心理学博士なので、同じ悩みをもたれている方はこの本を読まれたら、目から鱗です。

今まで「聞いていない」と言われた、3つのパターン(→は、本書による説明)
①些細なことなので報告する必要はないと思ったのに、聞いていないと言われた
→他の人から聞き、上司としては、「自分が知らない」ということで、疎外感を感じたり、メンツを潰されたと感じたりして、気分を害したパターン。
②知っているはずなのに、聞いていないと言われた
→「記憶にございません」というセリフと同じく、責任逃れのパターン。
③会議で初めて言ったことに対して、聞いていないと言われた
→その場で報告すればよいことでも、事前に知らせてほしかったというパターン。

上司としては、あらゆる情報に通じていなければならないという思いかららしい。

 この本を読むと上司の思いが分かり、なるほどと納得しました。
人間関係は、ストレスのもととは、よく言ったものです。
ストレスで部下が病気になる前に、管理職の方が自身で気づき、最後に書かれている人間関係志向から課題志向へのシフトをしてくれたら、職場も効率があがると思うのですが…

*シロクマのことだけは考えるな!

シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)

シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)


 最近テレビでご活躍中の心理学者、植木理恵さんの本です。何かで悩むとき、考えまい考えまいとするほど、そのことばかり考えてしまう経験はどなたでもあると思います。こういうアマノジャクな現象のことを、心理学者は「メンタルコントロールの皮肉過程」と呼んでいるようです。
 そういうときは、「浸る」ことがよいと書かれています。名付けて「塩ぬり療法」
ポッカリ開いた傷口に、自ら塩をぬり込むように、つらい出来事を詳細に日記をつけ、人に自虐的に話す…次に悩みができたときは、試してみようと思います。

 その他にも、元気になる心理学、頭がよくなる心理学、人をコントロールする心理学、人をトリコにする心理学など、読みやすくて忘れられない療法満載です!

読書会に参加して、元気をもらいました。
hiroさん、さとみさん、ありがとうございますぴかぴか(新しい)

 

さとみ☆さんが紹介した本

*ぼくは勉強ができない/山田詠美

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)



転校してきたばかりの時田秀美の人間模様を描いた小説です。
はじめ、秀美は自分と価値観の違う人を拒否していますが、後半になるにつれて、徐々に受け入れて、大人になっていきます。
著者が社会の正しいと言われることに対して疑問を投げかけているようにも、世の中にはいろんな人のいろんな視点があるんだよというようにも思える作品。
タイトルからして中身が想像つかない、山田さんらしユニークな作品です!


*頭の働きが最高によくなる本/築山節*

頭の働きが「最高によくなる」本: 仕事も勉強も、面白いほどはかどる! (知的生きかた文庫)

頭の働きが「最高によくなる」本: 仕事も勉強も、面白いほどはかどる! (知的生きかた文庫)



脳外科専門医の視点からみた、頭を活性化させる方法についてかいています。
まず1つ目に、脳内の環境を整えること。
2つ目に生活リズムを整えること。
3つ目に頭の中のモヤモヤをスッキリさせること。
4つ目に、記憶・集中・思考を高める方法について書いています。
また、ちょっとした頭を冴えさせるコツも沢山載っています。
難しいことばかりでなく、すぐに実践できるようなことが書かれています。
ちょっと最近冴えないなぁという時に、ぜひ読んでみてほしい本です!



帰宅が遅かったので、UP遅くなりましたあせあせ(飛び散る汗)

hiroさん、ぶんぶんさん、今日はどうもありがとうございました!
初参加で、初めは緊張しましたが、お二方とも話しやすくて助かりましたぴかぴか(新しい)