KITAQ読書会 at KOKURA

本を通して人との出会いをたいせつに

第12回KITAQ読書会@朝の会

今日も読書会をしてきました。朝はすっかり寒くなりましたが、お昼頃はまだまだ過ごしやすいですね。
B−1グランプリの会場近くということもあり9時ですでにかなりの人がいました。

今回のテーマは「本」でした。hiroは本から「考」ということが思い浮かび本を選んでみました。

1、

2、

3、


1について
読書はガソリンである。自らが理解し行動することで初めて意味がある。理解し、行動するには柔軟な心が必要である。

2について
朝活は青い鳥ではない。そこから持ち帰ったものをいかに自分の中に溶け込ませていくかが重要である。すなわち、みんなとの時間とひとりの時間のバランスを考えることが必要である。

3について
考える事のひとつにアイデアを出すことがある。アイデアを出すには情報を集め、自分で情報を咀嚼することが大切になる。今の世の中、情報は溢れているので本当に必要な情報を集めるのは大変になっている。情報の集め方は常に考える必要がある。情報の咀嚼はほとんどの人がやらないので差がつくところである。


アイデアの作り方を読んで、「テーマ」を決めて読書会を開いてきましたがやっぱりいつもより「考える」ことが多かったです。その「考える」時間が自分にとっては有意義でした。

次回は課題図書を決めてやります。その本は....
「個人とは何か」です。
久しぶりに面白い本に出会ったので、これはみなさんと議論してみたいと思い選びました。
予定では11月25日(日)にする予定です!

今日もありがとうございました!

ぶんぶんさん、マリリンさんの紹介してくれた本はまた、ご自身で紹介をお願いしようと思います。


マリリンさんより

hiroさん、ぶんぶんさん

今日は、たびたびお話を中断させてしまう形になり、
ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
今の私にとっては、読書会でみなさんのお話を聴くのが
最大の楽しみと言っても過言ではなく、
途中で席を外すのは本当に残念でした。


今回10月のテーマは「本」ということで、
私は過去のベストセラーに焦点をあて、
興味を引いた下記3冊をご紹介させて頂きました。

[1]

著者:黒柳徹子
発行部数:579万部(wikipediaより)

私にとってのポイント:
トットちゃんを育てた二人の主要人物の行動
<母>
・最初に入学した小学校を、授業中に外に話しかけたり、
ルールを守らず退学になった。
その事実を、トットちゃんを傷つけないために、20歳まで言わなかった。
・「〜しないさい。」とけっして強制は決してせず、
 子供がしたい事を肯定した。
<次に入った小学校の小林校長先生>
・「トットちゃんは、本当にいい子。絶対にできる。」と常に褒めた。
・トットちゃんの話も終わるまで聞いた(約4時間)
・座学の勉強だけではなく、
話を聴く、歌を歌う、自然探索、写生、合宿、小旅行など本物を体験させる事を取り入れた。
・生徒の失敗は怒らず、そして手伝わず、自分の力で解決させた。

感想:
今から始まる子育て前に、この本に出逢えて良かったです。
子供はたくさんの可能性を秘めているので、
色々な可能性へ挑戦できるように、
親が忍耐力を持って行動で示していけたらと思いました。


[2]

著者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュベリ
発行部数:600万部(wikipediaより)

私にとってのポイント:
・子供は本質を見る(心で見る=人の心など)、大人は、表層を見る(目で見る=数字など)
・関係を深くすると、情が発生する。
関係を深くする場合は、相手に責任を持つ。

感想:
大人への批判が書かれていました。
色々な人生を経て、大人が物事を現実的にみてしまうようになってしまうのは
ある意味しかたない事だと思います。
ただ、子供達と接する時は、
大人の感情を押し付けず、接していきたいと思いました。


[3]

著者:養老孟司
発行部数:419万部(wikipediaより)

私にとってのポイント:
・脳の情報伝達はA→B→C→D→・・・と、人によって違いはない。
しかし、プロスポーツなど、瞬間の判断が長けている人は、
A→D→など、途中を飛ばす事ができる。

感想:
今の私にとっては、内容が難しく、残念ながら学べる事が少なかったです。
また時期を見て再読したい本です。


ぶんぶんさんより


紹介した本の書き込みが遅れました。すみません
 
 朝の読書会では、2冊紹介しました。
 課題が、「本」ということで、毎日、少しずつ読める本で親しみやすいものを
用意しました。

☆1冊目:

 とにかく、茂木さんの本は、以前かたっぱしから読みました。
が、次が出版されるのがはやいことはやいこと…
 超多忙なのに、いつ本を書かれたり、訳をされたりしているんだろうと、
驚いてしまいます。
 理系なのに、文章もわかりやすくて、マルチの方ですね。
茂木さんの「感情」という文が、小学校6年生の国語の教科書に載っているくらいです。

・ワクワク、ドキドキすることが、脳の最高のパフォーマンスを引き出す
・脳は、新しいものを求めている
 
 人間関係の築き方まで載ってますので、学生の方にお薦めです。

☆2冊目:

 ドラッガー本は、何冊か購入しましたが、この本が一番わかりやすくて、
気楽に読めました。ドラッガーの言葉をもとに、著者の西村さんが、会社経営者の
手法などとからめて、説明してくれています。
 「最高の成果を生み出す77の原則」が副題です。
 2ヶ月半、就寝前に毎日2ページずつ読んでいったら、経営戦略ばっちりです。

 読書会では紹介しなかったページですが…
・勉強しない生徒やできの悪い生徒は学校の責任である
  (052 イノべーダーの条件) 
とても耳の痛い言葉です。
 西村さんの解説では、学校を上司と置き換えて…
「いい部下、悪い部下がいるわけではなく、
いい上司、悪い上司がいるだけである。」とあります。
 
 どのページも、納得できる言葉ばかりです。