KITAQ読書会 at KOKURA

本を通して人との出会いをたいせつに

第26回KITAQ読書会@朝会を開催しました

 

こんにちはhiroです!

今回は11名とたくさんの人でわいわいと読書会をすることができました!
参加者してくれた方々
Bettyさん、ぶんぶんさん、ゆっきぃさん、よしさん、マリリンさん、のんたさん、じんさん、Rさん、へびこさん、まささん、hiro

場所はまなびとESDステーションをお借りしました。

へびこさん
今日もありがとうございました。いつもよりにぎやかな雰囲気で楽しかったです。
私は今年お亡くなりになった、山崎豊子さんの小説を紹介しました。彼女の作品は、社会派小説でありながら、細かな心情描写に惹きつけられ、困難な中を生き抜く主人公の生き様に、考えさせられます。
年末年始に長編小説にトライしてみたい方はぜひ♪

ぶんぶんさん
今日も、たくさんのよい本を紹介していただいて、
ありがとうございました。


今日、紹介した本。

へたも絵のうち  熊谷守一

絵を見た瞬間、すぐ好きになってしまいました。
シンプルな線と明るい色調、なぜか絵の脇にカタカナで書かれた名前。

素朴であたたかい熊谷さんの語りで書かれた本は、
何度読んでも引き込まれてしまいます。
この本で学んだことは、無駄なものを削ぎおとすことが、
心の安定にもつながるということ。

生き物に囲まれて、仲のよい奥さんと毎日繰り返される穏やかな日々。
それが熊谷さんの生き方です。


アフガニスタンで考える 国際貢献と憲法九条  中村哲

福岡出身の中村哲さんは、医者であり、村の人々のよき理解者であり、
用水路をつくり、たくさんの人を病気から救う、すごい人です。

衛生的でない飲み水が病気のもとであることに気づいた中村さんは、
アフガニスタンの現地の人と一緒に、苦労しながら用水路をつくりました。

用水路は、江戸時代の筑後川の技術が取り入れられ、
コンクリートではなく、蛇籠という鉄線の籠に
石を積めて護岸する工法が使われています。
地元の人でもメンテナンスができるためです。

相手の国の立場に立って考える国際貢献の大切さを感じました。

じんさん
本日は初めての参加でしたが、
楽しくひと時を過ごさせていただきました。

一人で読書をしていると、どうしても偏った内容になりますが
皆さんのお話を聞けて、これまでにない刺激を受けることができました。

感謝感謝です(*^^*)

今回、私が紹介させていただいたのは、
「ワセダ三畳青春記」高野 秀行 」

早稲田大学探究部所属の著者である高野氏が
入居していた野々村荘での出来事をつづった小説です。

テレビなし、エアコンなし、電話もなしの三畳間の生活。

都内、家賃一万二千円の野々村荘では、個性的な入居者が集い
通常では考えられないような様々な事件が起こります。

『黒ゴマシチュー事件』
『新米を古米にすり替えられるという事件』
『だいじょうぶ、タダですから事件』

などなど。

「無用な金は稼がない。無用な金は使わない。」

使えるお金もなく不自由そうに見える
著者の生き方に周りはうらやみます。

なぜなのか?

真似はできないけど、
真似をしたい生き方だからなのではないでしょうか。

一体、どんな生き方なのか??

内容は本書でお確かめください!!

とっても元気が出る小説でした(^_^)

よしさん
今日は大変有意義な時間をありがとうございました。初参加で緊張しましたが楽しかったです。
ご紹介した本
『絶対、泣かない』『ブラックティー』
山本文緒

女性の仕事、日々の生活での葛藤、人間関係など心の闇に焦点を当てた短編集です。
女性の方は共感できる部分が必ずあるはずですし、男性の方でも新たな発見があると思います。

のんたさん
朝会にひさびさ参加させていただきました。

今回持ってきた本、「原因と結果の法則」です。
いわずと知れた成功哲学のベストセラー。

「人間は自分の人格の制作者であり、自分の環境と運命の設計者である。」

たまに読みかえしては、今の自分の状態を確認しています。

マリリンさん
11人皆さんが異なる本を持ち寄られ、
1時間ちょっとの短い中で、価値観や歴史など
色々な事を学ぶ事ができました。
ありがとうございました。


本日紹介させて頂いた本は下記となります。

いつやるか?今でしょ! 今すぐできる45の自分改造術」 林修

著者は、東進ハイスクールカリスマ講師で、
著者が口にされる「今でしょ!」は2013年の流行語大賞にも選ばれました。


東大法学部卒業後、大手銀行に就職するも、3か月で退職。
学生時代は約100kgの巨漢。
パチンコ、競馬、麻雀とギャンブルにはまり、借金までかかえてしまう・・・
しかし、これらマイナスの要素が多いたくさんの勝負から、多くを学び、
今があると言われています。
「勝負」の重要性が書かれていました。

その他にも、
目の前の敵(=縦の勝負)だけでなく、
左右の敵(=横の勝負)との勝負を通して、
視野を広げる事ができる「麻雀」のすすめや、
人を、言語表現が得意な「ワード型」、
ビジュアル表現が得意な「パワーポイント型」、
数値処理が得意な「エクセル型」に分類し、
自分と型が違う人を巻き込むことで、
仕事効率がアップするなど、興味深い内容が書かれていました。



「俺だって子供だ!」 宮藤官九郎

この方が脚本を書かれたNHKの朝ドラ”あまちゃん”のセリフ「じぇじぇじぇ」も
2013年流行語大賞に選ばれました。
俳優兼、脚本家兼、ミュージシャンと多才な著者が作る作品は、
シリアスな中にも必ず「笑い」があり、
その笑いによって訴えたい事がよりひきたつ気がします。
今回読んだこの作品は、著者の子育て日記です。
子育て真っ最中の私は、この本から笑いと共に多くの元気をもらいました。


2014年も大好きな読書を通して成長していけたらと思います。
今後もよろしくお願いいたします!

ゆっきぃさん
初めてお会いする方が多く、楽しかったです。
まなびとESDステーションもいいところですね。また是非利用してみたいです。

紹介した本「ヤノマミ」

ここ数年、小説・ノンフィクション・ドラマ・漫画・アニメに関わらず、自分の価値観(善悪とか幸せの形とか)を揺さぶられる作品を観ることが楽しいと感じるのだけれど、この本もその一つ。

 数年前NHKスペシャルで放送された、ブラジルとベネズエラ国境のジャングル奥地に住む原始的な生活を保ち続けている、ヤノマミという民族を密着取材したTVドキュメンタリーを書籍化したもの。
 出産後に母親が産んだ子供を森に返すという風習や、文明が徐々に伝わって部族の文化が消えつつある状況を通し、何が正しくて何が間違っているとかの答えが無い問題は世の中にいっぱいあるんだということを教えてくれる。この本によると、「人間が解決できない問題を提示することこそドキュメンタリー」とのこと。

ブクログというサイトで、長めの感想も書きました。お暇なときに読んでください。
http://booklog.jp/users/yukkie1973/archives/1/4101281912

感想を文章で書いて改めて、読書会のプレゼンでは半分くらいしか伝えられていないなあと実感します...

Bettyさん
昨日はたくさんの方に集まって頂き、1年を締めくくるに相応しい良い会になりましたね。
hiroくん、皆さんありがとうございました。

<Bettyが紹介した本>

1. 「永遠の0」 百田尚樹

2. 「大空のサムライ」上・下巻 坂井三郎

3.「父坂井三郎大空のサムライが娘に遺した生き方」坂井スマート道子著

4.「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰

5.「明日死ぬかもよ」ひすいこたろう著

・・今年は自己啓発やビジネス書よりも、心の在り方や生き方について深く自分に問う本をたくさん読みました。
今のこの日本で明日自分が生きているか分からない、という状況に置かれることはないからこそ、「人は必ず死ぬ」という当たり前のことをどれだけ身近に感じて生きるかが大事であり、
「死」があるから「生」が輝き、限られた命をどのように使うのかを真剣に考えて生きて行こうと強く思いました。

零戦パイロットの坂井三郎さんが、娘道子さんにこう言ったそうです。
「使命とは命を使う、と書く。命を使って人の役に立つ人生を送りなさい。そしてせっかく生まれて来たんだからお前、人生を楽しまなくっちゃ」

深いですね。

まささん
25歳からの勉強のルールの話しを聞いて頂きありがとうございました。

色々な情報を聞かせて頂きありがとうございました。

hiro
hiroが紹介した本

ゼロ 堀江貴文

「チャンスに飛び込めない」「仕事に全力で取組めていない」「何も夢中になれるものがない」

これはすべて僕のことです。
この本ではそこから抜け出すヒントをもらったような気がしました。

「なにもない自分に小さなイチを足していくこと」

それが、この本から受け取ったメッセージです。

何か上手くやる方法を知っても、自分が0であれば
自分×方法=0
にしかならない。

年収1億稼げる人にそのノウハウを聞いても、きっと同じようには稼げない。なぜなら、その人と僕では「自分」というところに大きな差があるからです。そう、その人と同じようにチャンスに飛び込むこともできなければ、夢中で何かに取り組むこともできないのです。

方法よりも自分を成長させること。それが「イチ」の積み重ねです。
「イチ」とは成功のこと。小さな成功を積み重ねることにより人は成長できる。
そうして、初めてかけ算で方法が役に立つ。

小さな成功が自信となり、チャンスに飛び込める、何にでもはまることができる。
ちなみに、堀江さんはチャンスに飛び込めるのは「ノリの良さ」、何にでもはまることができるのは「主体的、能動的な行動」と言っていました。

とてもいい本です。堀江さんに対する見方も変わりました。

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