KITAQ読書会 at KOKURA

本を通して人との出会いをたいせつに

第6回KITAQ読書会@朝の会

今日はぶんぶんさん、へびこさん、hiroで読書会をしました!


ぶんぶんさんが紹介してくれた本


こどもたちの集中力がない。なんとかいい方法は無いかと手にとったそうです。
脳が覚醒すると調子がいい(集中できる)そうです。では覚醒させるにはどうしたらいいのか?3つポイントを教えて頂きました。

1、作業興奮
単純な作業をすることによって脳を覚醒させる。例、百マス計算や速読など。
こういう作業でウォーミングアップしてから本来のやりたいことに移ると調子が出るということだそうです。たしかにそういう経験ありますね。
2、制限時間を設ける
これは締め切り効果ですね。例、夏休みの宿題を前日から慌ててやりだす。
これを上手く使えば、ダラダラと時間を過ごさずに済みますね。
3、報酬形式
小さな目標を立てる。そして、それを達成することによる成功体験を積み重ねていくという方法です。例、こどもが自主学習をして先生にシールを貼ってもらう。

具体的なケースも含め分かりやすく説明していただきました!


へびこさんが紹介してくれた本


伝えることは難しい。ただ、説明しているだけでは相手が本当に分かっているか?相手に上手く理解、納得してもらいたいと思い手に取ったそうです。

この本のなかから3つほどお話してもらいました。

1、話の地図を渡す
遊園地に行ったら、パンフレットみながらどの乗り物に乗るか考えますよね。何か伝えるときも、そんな話の地図を相手に渡せばいいと。とても面白い表現だなと思いました。

2、専門用語は難しい
へびこさんは仕事柄難しい言葉を使うそうです。しかし、相手は慣れていない、知らないので理解されない。そこでいかに伝えるか苦労しているそうです。専門用語は難しいと思っていることがすごく大切なのかもしれませんね。

3、知の循環
何か伝えるようと思ったら「興味を持つ→学ぶ→伝える」という知の循環をしましょうと。これを繰り返すことで伝える力は伸びるし、より伝えたいと思うというお話でした。仕事でもプライベートでもこれができている人ってなかなか見たことはありません。
ぶんぶんさんが読書会は知の循環とおっしゃっていて、まさにその通りだなと思いました。


hiroが紹介した本


タイトルに速読と入っていますが、速読は本書の中では全く語られていません。高橋さんは「整読」という言葉でご自身が伝えたい読書法を紹介されていました。
やり方
1、「ゴール、ポイントを明確にする」
2、「誰のために?何のために?を設定する」
3、「16のキーワードを抜き出す」
4、「3つのキーワードを抽出する」
5、「30秒で説明する」

これだけではイマイチ分からないかもしれません。是非、一度実際に読んでみることをお勧めします。僕の読書はこの本を読んで劇的に変わりました。なんとなく読んで「ああ、よかった。いい本だった。」と思うだけの読書から脱却できました。


今回もとても素晴らしい時間を過ごせました。雨の中参加してくれた、ぶんぶんさん、へびこさんありがとうございました!!